ジャズとロック、そしてワールドミュージック。とても大きく分けると音楽のジャンルはこの三つとクラシックミュージックとなります。
フュージョンはジャズの仲間、フォークやポップスはフォークロックという見方をすればロックの仲間。もちろん細かく分ければ違うのですが、王国くくるとすれば三つにポピュラー音楽の種類は分かれるのです。
レゲエやスカ、アフロキューバンなどの代表されるワールドミュージックは色んな国が原産国ですが、ジャズとロックはアメリカ生まれ。つまり言語が英語の国で誕生しました。
70年代の日本では日本語ロック論争などが起こったり、ミュージシャンたちはロックやジャズを日本語でやっても良いのか悩んでいたそうです。
元々の音楽の特性を出すには英語で歌うしかないという派閥と、リスナーにメッセージをダイレクトに届けるためには日本語で歌うべきだという派閥。
ですがその後、日本語と英語がミックスされた音楽がキャロル、ゴダイゴなどを筆頭に出てきてまた世の中は変わっていきます。
そして現在、日本のヒットチャートは日本語の歌詞のものが1〜10位まで独占しています。
この結果だけを見ると、ロックもジャズも日本語でやるべきだったんだと単純に思ってしまいそうですが、今の日本語ロックもジャズも散々アメリカの音楽を取り入れた結果のものであり、アメリカの音楽への憧れの結晶です。
日本語でロックもジャズも演奏するなが当たり前になった現在ですが、その真の魅力と、素晴らしさを感じ表現するためには洋楽を練習することが欠かせないでしょう。
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